Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

大事なことを相談する意味

人生において難しい意思決定というのはいくつかあると思うのです。結婚とか、就職・転職とか。


どれもが不確実性を伴うもので、意思決定の代償として大きなものを払うことが余儀なくされます。そこに対して、相談相手に乗るというのはとても難しい…時に乗るべきでもないと思う自分もいるのです。

 


なぜなら、僕だったらそもそも選択肢にもないし、全くお勧めできない意思決定を『潜在的』に引き寄せた相手がいたとします。そこに賛成は個人的な感覚ではできないし、一方で抗えない宿命のような状況を作り出した相手の状況がわかれば、反対など意味がない。

 


不確実性のある意思決定においては、外形的に失敗しようが成功しようが最後は自分の中での意味づけ次第だろう…と僕は思っているのです。むしろ、相談したいような迷う意思決定なら止めればいい。

 


そもそも自分の身に起こる出来事はその前に自分が蒔いた種が出ているケースが多い。そこに抗うとか、人に相談して納得、決着させようだなんて無責任なことは思わないことです。人が介在すればするだけ、後で意味づけができなくなります。


むしろ、人に相談して大事なことを決めているようなスタンスだからいつまでも幸せになれないのだとも思います。冷たいようですけど。