Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

生きるとは命を爆発させること

「自分を認めさせよう。世の中で自分はどんな役割を果たせるのだろうか...そんな事を考えるのは無意味だ。生きるとは本来、無目的で非合理なものだ。だから瞬間、瞬間、無目的に無償で、生命力と情熱のありったけを使い、全存在で爆発すればいいのだ」

岡本太郎さんは、その才能を最初は誰にも評価されなかった。学校での成績も振るわず、学校は中退を余儀なくされた。芸術の道で生きるようになっても、彼に対する批判の風当たりは非常に強かった。

若いときは、自分の生きている価値を見いだせず、自殺まで考えたという。その岡本太郎さんが逆境の中で苦悩し、見つけた境地。

人の評価とか世間の常識。自分が何かを決めたり行動するときに、自分の外にあるものにすがってはいけない。自分の中にあるものだけを信じていけ。

岡本太郎さんの作品は、他人に評価されるとかではなく、自分の中にあるビジョンを忠実に表現することに拘っている。見ていてものすごいエネルギーを感じるし、また爽快でもある。

本音で生きて、表現したり行動をすると時に誤解も生まれる、批判もされる。でも、他人の評価に身を委ねる予定調和の人生は、自分の人生じゃない。

「一番面白い人生とは、苦しい人生に挑み、闘い、そして素晴らしく耐えること。逆境にあればあるほど面白い人生なんだ」

岡本太郎さんの生き方は、大きな勇気を与えてくれる。