Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

献身ができるプライド

献身とは自己を差し置き、相手の期待、不安に立脚した対応を取ること。


最上:相手が期待していた以上のものを早く作る
上:相手の期待にはいかないが、早めにアウトプットを出し修正をかける
並:相手に言われたとおりのことを期日までに上げる
下:「当人が考える完成」に拘るがあまり遅くなり、出したアウトプットも相手の期待に答えていない


仕事の仕方が、いつも「下」になってしまう人がいる。決して頭が悪いわけではない。知識やスキルが決定的に欠けるということでもないのだが、いつも残念な結果。でも、どうしてそうなってしまうのか。

 

①相手の期待や不安を想像することが出来ない
②プライドが高いので、不完全なアウトプットを出したらどう思われるのかが気になる
③人を巻き込みながら仕事をすることが苦手。自己完結する仕事のほうが楽。
④自己完結した仕事については自信を持っている


最近の男子はコミュ障ぎみで、プライドだけが高い人が比較的多いので、ほおって置くとそうなっちゃうんだよね。自己のプライドを捨てて、早めのフィードバックを求める「上」の態度が取れない。最上を狙って、下を取り続ける。

こういう子は、持ち上げたりしてもダメなんだよね。④が強化されるだけでね。一番は、下らないプライドをすててもらわないとな。