タッグパートナーは女性であることが多い。
それぞれタイプは違うのだけど、互いの持ち味を上手く出す動きが出来ている。俯瞰して全体を見て、大きな論点を拾う僕。スケジュールや細かい箇所に目配せをして抜け漏れなく仕上げれくれるのがパートナーといった具合。まあ、僕の課題や欠点も大らかな目で見てもらえているのが、ありがたい限り・・
テニスの混合ダブルスのように、阿吽の呼吸で持ち場を分担し、局面を突破していくのってとても楽しい。シングルスでは決して味わえない仕事の喜びがあります。
混合ペアといえば、僕が昔好きだったドラマは『ブルームーン探偵社』(ブルース・ウィリス)や『探偵レミントン・スティール』(ピアーズ・ブロスナン)。日本では探偵や刑事モノでは、男性ペアが圧倒的に主流だった80年台において、恋愛要素も絡めた男女ペアというのがとても新鮮だった。
やっぱり、男女では持ち味というのが違うし、違う者同士の駆け引きや組み合わせこそが難局を突破したり、新たなモノを生み出していく鍵。でも、その時には彼女たちが心で想っていることを、瞳の奥に感じること。そして、仕事のこと以外もいっぱい話すこと。
息が合えば、男女ペアほど力が出るものはないですからね。