Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

友情の哲学

『自分を愛し、孤独を味わえるもの同士が、幸運にも出会うことが出来たなら、そこに生まれる友情こそが素晴らしい。お互いそれまで一人で考え、考え深めてきた大事な事柄について、語り合い、触発し合うことで、いっそう考えを深めてゆくことができるんだ。むろん全然語り合わなくたってかまわない。同じものを見ているという信頼があるからだ。』(14才からの哲学 池田晶子


年齢や男女の差を超え、心を通わせることができる状態というのは、こういうことなのじゃないだろうか。


孤独と向き合い自分自身に問いかけを行ってきた人と、出会い語り合う。話を深め合えなくたって、分かる。この人は、同じ人だと。


悩みから脱出するために、他人や分かりやすい考えにすがるのは、正しいやり方ではない。行うべき事は、自分の頭で考えること。


それができれば、永遠に心を通わせる友になれると思う。