Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

ヒーリング ヴィーナス

シャーマンとは、自然や宇宙と繋がり、そのパワーを用いて他人を癒やす人。神の信託を言葉に変え、音楽に載せて伝え多くの人を癒やす歌手は、シャーマンとしての役割を担っているともいえます。

 

平原綾香さんはまさにそんな人。


今日のコンサートでも言っていました。もともと彼女は、デビュー曲ではラブソングを歌うことが予定されていたそうです。ですが、自分はラブソングではない、何かが違うと思っていたそうです。そうした中、クラシックのジュピターと運命的な出逢い。何とか歌詞を乗せて歌うことに挑戦し、デビューしたそうです。当時は、9/11後で世界的に混乱と不安が渦巻いていたとき。宇宙の雄大な世界とエネルギーを伝える歌が彼女のデビュー曲であり、ヒットナンバーになったのもある意味、世の中が求めるシャーマンとしての役割を明示しているようです。

 

耳を澄まし、時に立ち上がり、ともに歌い。彼女の歌を聴いていました。パワフルで神々しいオーラを放つ彼女の歌は、やっぱりライブステージです。

 

♪僕らは一人では生きていけない 
♪泣きたくなったら思い出して
♪風に消えない願いのような
♪星の光で紡いだ歌を

(星つむぎの歌)

この歌は、Youtubeでもよく見てました。一緒に歌う歌詞なので歌えてよかった。しっかり歌いました。それにしても、彼女は歌唱力もさることながら、楽曲に恵まれてます。素晴らしい歌が多いです。

 

コンサートの終わり。アンコールステージには平原まことさん。彼女のお父さんでありSaxプレーヤー。聞く人の心を一瞬のうちに鷲掴みにする素晴らしい音色。演奏を聴いていて思ったのは、平原綾香さんの歌い方は、Saxなんだ・・ってこと。彼女自身も大学の専攻はSaxだったそうですが、中低音に響く歌声はSaxに通じるものがあります。


最新アルバムは、月にまつわる歌が多くコンサートでも歌ってくれたのですが、終わった帰りがけの天空には、きれいな上弦の月が輝いていました。