Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

突然のおわかれ

人が作ったものは遅かれ早かれいつかは壊れる。とはいえ長年連れ添ってきたモノとの別れというものは、心に喪失感を伴う。しかも、その最後に立ち会えなかったともなるとなおさらだ。 その連絡は突然にやってきた。電話の主は、ハワイからビザ更新のために一…

記憶に生きるクラスメート

期待に胸を膨らませて入学した中学1年生の時のクラスメートは、すべてが真新しく新鮮だった周りの風景、匂いとともに当時の皆の面影を鮮明に覚えている。他の学年では、記憶が断片的で不鮮明なのに。 だから、その時のクラスメートの訃報に接したときは、少…

回避動機と接近動機

ジャージをまといスポーツ刈りで登校する中学生たちの姿を目にした小学生の僕は、前近代的な地元中学に進む自分の姿を想像するのがたまらなく嫌だった。 小学5年が終わった春休み。意を決して親に私学に行かせてもらうことを懇願し、進学塾に通わせてもらう…

時間を越えた恋物語

漫画「ドラえもん」には星野スミレというアイドルが何度か登場してきます。のび太もドラえもんも大ファン。彼女はアイドルという顔を持ちながら、実はドラえもんの前作である『パーマン』の3号でパー子という設定だったりします。 彼女は人気の小学生アイド…

谷戸のトンネルを抜けるとそこは

養老孟司さんの自宅は鎌倉駅から北鎌倉方面の線路沿いに歩いて20分ほどのところにある海蔵寺のさらに奥のところにあります。海蔵寺までは普通に歩いて行けるわけですが、その奥にある岩をくりぬいたトンネルをくぐり、さらに山を登った谷戸の奥の一番高いと…

新人研修の講師をする

僕らのファームに入ってきた新人たち18名。それぞれ研修科目を受け持つわけですが、僕も組織・人事系のメニューとして『Change Management』を受け持ち、講義を行ってきました。 ちょうど娘も新人研修中な訳で。子供と同じ年端の人たちに研修なんかをする立…

穴を見つけ、穴を埋める

仕事は平たくいえば『穴を見つけ』『穴を埋める』こと。採用面接では、『どんな穴』を『どう埋めたのか』、あなただったらこの穴をどう埋めますか?ということを聞きます。 残念なパターン ①今の会社で『穴』を間近で見ているのに、自分なりにどう埋めるかを…

軽くなった背中

4月1日の大きな変化。それは3人の子供たち全員が扶養から抜けたこと。これまでは当たり前だったことが日にちの切れ目とともに無くなったわけです。 僕は、家族や子供のために働いているという感覚をこれまで持ったことがありません。自分自身の成長、好奇心…

健康事情のはなし

僕のいるところは設立から10年も経っていないベンチャー。ボードメンバー陣は僕より年齢は下ですし、会社全体の平均年齢も30代前半で非常に若い組織なわけです。 先日、戦略会議を行った後に飲み会に行ったのですが、そこで繰り出された話題は意外にも健康の…