Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

緊張感あっての心理的安全性

心理的安全性はとても大事だと思うのですが、Googleにおける心理的安全性と、特に日本企業における心理的安全性は、唯一無二の妙薬のような扱いをすることが間違えているように思います。 そもそも、採用を厳選し入社した社員においてはパフォーマンスについ…

タワマン暮らしの憂鬱

売却が先行して決まったことから、仮住まいと終の棲家の両方を同時に探すことになり、物件巡りに費やす週末。まずは、当座の仮住まいは駅チカの利便性に富んだ所で3LDKという条件を立てて臨むも、なかなかこれといった物件には巡り会えない。(僕はこだわり…

ベンチャーゆえの鷹揚さ

41歳の時にS社のキャリア自律プログラムの企画をやっていたのです。そこはバブル層を大量に抱えており、団塊層最大のコブが48歳だった。そこで出口施策として53歳の役職定年を早期退職優遇制度とセットで導入し、48歳でキャリア研修を実施。研修後はカウンセ…

ブランド時計が欲しい時

使わない時計を売り払ってミニマルにしていたのですが、なんか熱病のように時計が買いたくなったりしたわけです。腕は一本しかないですし、取っかえ引っかえする趣味は僕にはありません。 私服が日常だとタフに扱えて軽量防水のルミノックスがメイン。デザイ…

故障の連鎖反応

或る物が壊れるとなぜか時を経ずして他の物も壊れる…という現象。 車のエンジンオイルがなにか減少しているような感覚があったのです。2年の車検おきにフィルターとオイル交換というペースでよかったのに、どうもそれには持ちそうもない。高速運転中だったと…

人を大切にするとは何か

「45歳を過ぎてもまだ"出世の可能性"を匂わせて引っ張りながら50歳過ぎると途端に手のひら返しのリストラをするのが日本企業の残酷さ」。 先日取材した経済学者はそう看破していた。 せめて3年、早めに社内キャリアの終点が見えるだけで人生は変わる。「50歳…

自転車と本

小さい頃は、旅行にあまり連れて行ってもらえませんでした。年に唯一の夏の家族旅行は、二泊三日、場所は会社の保養所というのが定番でした。それ以外は、自転車と本が僕にとってのトリップアイテム。 高校卒業後に電力会社に入った父は、謹厳実直を絵にかい…

連戦連敗

空港、駅、美術館など大型の建築では、公開コンペになることがほとんど。その中でコンペに勝ち残れる確率は、世界に名だたる安藤忠雄さんをもってしても、1割か2割程度しかない。基本は連戦連敗。でもそこで諦めない。敗戦の理由を丹念に分析し、次への肥や…

モビリティシフトの余波

毎日使っているGiantのロードバイクも乗り始めて4年。そろそろスプロケット(後輪のギアです)でも交換すっかなあ…と思ったわけです。大分摩耗しているし、もう少しトップスピードの乗る低いギア比の歯も足したいし。(今のはTiagra 10speed) で、Amazonで…

レハレハの啓示

ヘブライ聖書によれば、ユダヤ人の始祖アブラハムは、ある時「レハレハ」(すべてを捨てて、新しい土地へ行け)と、神から告げられた。父の土地を捨て、親から引き継いだ豊かな生活を捨て、全く新しい土地に行き、もう一度ゼロから始めよ、と神は命令した 「…

執着と転機

好きになったものは、ずっと好きでいられる自信がありますし、縁があって関わったモノについては良い面を多く見いだし、贔屓になる力は人一倍強い方です。 好きなものに囲まれていたいし、愛情を注げないと力が出ない。もっといえばそれが自尊心を保つことに…