Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

台湾製万年筆の魅力

日本橋室町コレドにある誠品書店。台湾の書店らしく所々に目新しいものが置いてあります。台湾に行ったときにもわざわざここに行ったほど。日本の蔦谷書店がベンチマークしたというだけあって、単に商品を陳列するという発想ではなくてサードプレイスとして…

リモート授業の福音

1,2年はフィジカル面で大きな障害に直面した我が家の長男は大学への登校も滞りがちになり、ほとんど単位を取れなかった。 本来であれば大学は自分の学びたい専門に絞り込むため学問も楽しいし、多様な仲間との関わりにより大きく世界が拡がる。学生生活にお…

人は変わっていけるもの

人には様々な能力の可能性が埋もれていると思うわけです。自然に発露をしている人を人は「天才」と呼ぶわけですが、多くの人における能力は自然に発露するのではなく何かのきっかけで覚醒、発露することが多い。タイミングだって若い時に限らない。自分とい…

私の色は何?

これといって興味のある会社や職種といっても全くイメージできないのだけど、大手町で働いてみたいかなあ・・と言って憚らない娘。 「大手町の最新のビルで働いていたとしてもね、飽きるよすぐに。実際に働いていたけど昼食は高いし。カジュアルに自転車で通…

ネット就活の弊害

就活シーズンになった子供たちとどこにアタックしていくか。ということを会話しているのです。 双子の次男は、小さい時からかなりユニークで、画才があって文章が上手い。一方で人と合わせて物事をするのが不得手。口から生まれたような僕と違って弁論もあま…

苦悩への意味がアイデンティティ

フランクルの公式。絶望=苦悩-意味。 人生における苦悩(トランジション)の到来はコントロールできない。諸行無常であり仕事、自分、家族の変化に伴って生じる苦悩は、生きている限りは尽きることは無いだろう。 そうなると、その苦悩を前提にどう「意味…

人は環境に隷属する生物

『人は環境に依存する生き物。いくら頭でこうしようとか考えていても、環境次第で変わってしまうものなんです』(養老孟司) 仕事においては、『何を』『誰と』『幾らで』という3つの判断要素がある。専門性コミットメントの観点では、『何を』『幾らで』とい…

6%の熱意

ワークエンゲージメントにおいては、「専門性コミットメント」「職業的自己イメージ」「主体的キャリア形成」が正の影響を与えている。 働く上で、自らの専門性について意識し、職業的自己イメージを有すること、主体的にキャリア形成することがワークエンゲ…

Quick & Dirty

新たなサービスやプロダクトを開発していく上では、ニーズ仮説のもとにプロトタイプを早くリリースし、市場の反応を確かめながら完成度を上げていくアプローチを採っていくことが効率的。 マーケットのフィードバックを得ずに内に籠って製品の完成度を上げた…

JAL123便の謎

520名の死者を出した日航機123便の墜落事故は、尻もち事故を起こした際のボーイング社の圧力隔壁修復ミスが原因で起きたと言われている。 圧力隔壁が壊れたことにより、与圧を与えられていた機体内の空気が後部から噴出し、垂直尾翼を破壊したことにより、操…

TYさんのこと

谷村有美さんの曲は独身時代によく聴いていました。軽快な語り口のラジオパーソナリティも好きでよく聞いていましたし、コンサートにも何度か足を運んだことがあります。 彼女の歌は、青春期のステディがいない不安定さと孤独を内包した人に、明るく前向きな…

こんまりメソッド

『こんまり®メソッドとは?近藤麻理恵が提唱する「片づけをすることで、人生を変える」メソッド。特徴は、残すものを「ときめくかどうか」の基準で選ぶこと。』 『片づけを通して自分の内面をみつめ、自分が大切にしている価値観を知ることで、二度と散らか…

安物買いの銭失い

安物買いの銭失いとは、何もモノやサービスを対象にした格言ではない。長いキャリアの中で痛感するのは、報酬を出し渋る会社においては長い目でみてケチった報酬より多くの銭を失うということ。 まず、業界や競合に比べて報酬水準が低いと、そもそも採用候補…

越境体験がもたらす専門性

働く上で専門性を身につけていくことの必要性や重要さを否定する人はいないと思います。一方で、専門性とは目的ではなくあくまで手段ですから、目的を間違えていると価値を持ってこない。 目的とは、「与件に基づき正解を導き出すための専門性なのか?」それ…

べっぴんの町

神戸を初めて訪れた1981年。 この年は神戸ポートアイランドで博覧会「ポートピア81」が開催された。僕は夏休みに博覧会の見学に来ていた。宿泊は六甲有馬温泉。技術の粋を集めた展示パビリオン、初めて目にする神戸の街は、国際港を擁する港町としての活気と…