Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

私のタラント

習慣的に体を動かしていると、フットワークが軽くなり階段も一段抜きで軽く駆け上がれる。声も習慣的に出していると、音域が広がり高い音階に軽く届くようになる。どちらもとても気分がいいものである。

歌い始めて10年が経ち独唱ローテ以外でも、神父様の代わりに歌う機会なども多く頂けるようになった。音階と詩の世界が頭にしっかり入れば、大勢の会衆を前にしても緊張することもなくなった。音域も声質もだいぶ変わったと思う。

自分の声にメッセージを載せる。ステンドグラスから差し込む光が眩い聖堂。響くのは、自分の声とパイプオルガンの音色だけ。うまく届けられた時は自分でもわかる。『アナタ、イイコエシテマスヨ』先日のミサ後には、イタリアからきた主任司祭様に声をかけてもらった。イタリアの司祭様は、こと音楽には厳しい。結構うれしい。

歌うことは、まったくもって自分で好きだからやっているだけ。でも、熱心にやっていると、昔にはいなかった自分が表れてくる。そして、時にそれが誰かの心を動かすことに繋がったりもする。

聖書にあるタラントの教えというのは、与えられたギフトは埋もれさせないで磨いて増やしていきなさい。それを神様は望んでいるのですよ・・ということなのですから、きっとそれでいいのでしょうね。