Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

トリオセッションの醍醐味

『三人寄れば文殊の知恵』とはよく言ったもの。単に三人集まればいいというわけでは無いのだろうけど、互いを尊重し、持ち味の異なる三人が集まると一人では全く出せなかった新たな知恵が出るものです。

 

 

 

しかも、知恵を出すプロセスが実に愉しい。3人だと会議では常に対話が成立するし、異なる視点がそこに随所に交ることでスパイラルアップが図られるからでしょう。

 

 

 

対話のラリーがいつしか梯子になり、届かなかった二階に辿り着く。M嬢とK嬢と昨年行っていたプロジェクトは、それを肌で感じられるものでした。

 


今年は、それぞれ個別のプロジェクトに埋没していますから、トリオセッションの機会はありません。デュオをしてもなんか違う。イマイチ物足りないのです。

 


昨晩は、久しぶりにいろいろな話をしました。それぞれが、なぜ故に心に埋め切れない空白があるのか。それは、忙しさや直面している課題の難しさということではないのです。

 


トリオによる噛み合う対話のプロセスというものは、知恵を生み出すだけではなく、カタルシス(精神的な浄化)を伴うものだからだと思うのです。相手を尊重する気の置けない人と、語ることの大切さ…これが想像以上に大事な要素なのだと、昨晩は改めて思ったのでした。