Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

ブランドが価値じゃない

ネイルをすごく綺麗にしてくる彼女。だいたい、二週間おきでしょうか。僕の娘もネイルはかなり凝っているのですが、その人はファッション全体で見ても際立っているのでどうしてだろうな…と思っていたわけです。

 


僕はファッションについて評せる立場にはないので、今日も新しい柄だねえ…いつも綺麗にしてるんだねえ…気づくたびに言っていたわけです。

 


うちに、その疑問が解けたのです。綺麗なネイルをしている左手の薬指にそれはそれは美しい指輪がされていたからです。

 


彼女に指輪のことを尋ねました。自分は先日婚約をしたのだと、指輪に初めて気がついてくれた!と顔を真っ赤にして話してくれました。ネイルは、うちに結婚指輪をするから、綺麗にしておきたいと思ったからなんだそうです。

 


しかし、高級そうな指輪…詳しくないのだけど、どこのなの?訊くと、BVLGARIの婚約指輪なんだそうです。むむ…凄い。

 


いつも一緒になるある方は、ちっとも気がついてくれないんですよ…と嘆息を漏らす彼女。なので、彼女が気づいてくれないって残念がってましたよ…と言ってあげたのですが。

 


それを聞いて、その方が彼女にとった行動は『BVLGARIの指輪だなんてすごいねえ…』というフィードバックでした。しかも何度もブランドを強調して。ブランドがすごいとか、そこじゃなかろう…もしブランドじゃなかったら、なんて言うのかしら…なんて思ってしまったわけです。

 


相手の様子や本質には興味がない。事の善し悪しをブランドで判断してしまう…でもこれは極めて残念なことです。ブランドを聞いて価値を知るのではなく、モノや人の様子を見て、変化に気づく、真贋を理解する。僕も鈍感ですけど、そうあれるようになりたいものだと思うのです。