Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

鎌倉に住むということ

麻疹のような一過性の執着はいつまで続くやらと思いつつ。最近、細君は「鎌倉」にえらく凝っているわけです。


鎌倉に関するガイドブック、小説などの書籍を図書館から借りて読み耽ることこの半年で100冊近く。それに留まらず不動産情報もせっせと集めている。願わくば、東京の家を売って鎌倉に移住したいのだとのこと。


何件か不動産の下見にもおつきあいをさせられました。最近は週末もせっせと鎌倉に行っています。鎌倉近辺のトレッキングコースもいくつか行きたいのだそう。僕の怪我がなければ、新しいトレッキングシューズも買ったのに・・と。


僕は、もともと都会暮らしよりも田舎の方が性に合っているタイプ。都心で生まれ育ってきた彼女は、都会志向。新婚当初は僕が住居を決めたものの、それ以降は彼女に主導権を委ねています。こういうのは、「男のこだわり」とかそんなものは持たない方が万事上手くいくものです。


今の家は、南緑道に面しており林試の森公園を窓から望む好ロケーション。目黒にしては自然豊かな環境です。長距離「痛勤」もなく、自転車でオフィスに通える利便性。僕としては、書斎が持てる田舎に家を持った方が良かったとも思ったのですが、これはこれで捨てがたい。


確かに鎌倉は素晴らしい場所と思います。古都で昔ながらの風情を多く残している。小説家など多くの文化人が好んで住む場というのもよく分かります。ある面では、京都以上に風情があるともいえる。そして山だけではなく海もある。物価も安いし、確かに住んだらよさそうな感じ・・


とはいえ、僕の妻はなにせ熱しやすく冷めやすいタイプ。その場所は、長野であったり、小田原、世田谷であったりするので、どこまで続くのやら。僕としては、湘南新宿ラインがあるので鎌倉は都心に出るには便利だとはいえ、満員電車で東京にいくというのは、ちょっとそそられない・・会社勤めをしなくていい身分だったら鎌倉でいいのですけどね。

 

僕が目黒に家を買った頃は、地価が一番落ち込んでいたタイミング。その後、都心の地価は大きく上昇。田舎に広い家を手に入れることもあながち夢じゃないらしいですが・・