Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

人生には恋と冒険が必要だ

人生で初めて宝塚歌劇を見る機会にあやかりました。演目は、花組 明日海りお、仙名彩世が主演するカサノバ。舞台公演初日午前の通し稽古(関係者だけが観覧する実質的な初回公演)の観覧です。


明日海りおさんは現役宝塚のトップスターであり、娘役の仙名彩世さんは引退公演になることもありチケットはプレミアもの。


千人を超える女性と恋仲となり、風紀を乱した罪で623年の罪を着せられ投獄された希代のプレイボーイ「カサノバ」。自由を愛する彼の哲学は、『人生には恋と冒険が必要だ』。その彼が、脱獄後に偶然にも巡り会った女性は、彼に罪を言い渡したベネチア総督の娘。互いの運命を感じたカサノバは、自由を捨て再び囚われる危険を顧みず、彼女の元に戻る冒険を始める…


こういう純愛ラブストーリー大好きです。18世紀のベネチアをリアルに彷彿させる舞台セット、絢爛豪華な舞台衣装、トップスターたちの圧倒的な歌唱力、息も乱れぬ見事なチームダンス…ずっと食い入るように見ていました。ところどころ、感極まって涙が出そうになります。合唱をしている人間としては、歌唱のすばらしさにとりわけ魅入られました。


僕は、宝塚は女性が見るものだと思っていたのです。でも、ミュージカルが好きな方であれば、男女問わず素晴らしく感じる。そして、オーケストラ演奏も含めものすごくお金がかかっているのにチケットは極めてリーズナブル。素晴らしいエンターテイメントなのですね。


観覧後は、クライアントの方と宝塚の舞台裏について特製弁当を食べながら盛り上がり。当たり前ですが、皆さん宝塚歌劇の事を心から愛している。


105年の歴史を持つ宝塚歌劇。この大聖堂を見据えた仕組み作りをさせてもらえる幸運。僕はプレイボーイにはとてもなれないけど、こういう出逢いと冒険ができるのがこの仕事の喜びなのですよね。

 

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