Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

今の若い男子が孤独なわけ

今の人って、簡単に誰かと繋がったり連絡をとることができるよね。でも、その一方で孤独感とストレスを抱えている人が多い。身近にもそういう人がいるのです。周りはみんな心をひらいているのに、本人は心を閉ざしたまま。周りとの距離を持ち仕事も上手くいかない。


どうしてなのだろう。


今の若い世代の人は、自分が傷つかないことを前提とした、合理的で安全な付き合い方が多い。ネットワークの非対面を中心とした付き合い方は、ストレスになる関係性をいつでも避けることができる。だから、対面でぶつかり合いが発生する人間関係は苦手になる。そして、同世代で趣味嗜好が似た狭い人間としかつるまないから、現実世界で多様な人間とぶつかることについては、まともな経験を積んでいないともいえる。


こういう合理的で趣味嗜好の似た人間関係しか持っていないと、自分にとって都合のいい反応ばかりを望むようになり、相手に対する想像力を持つことができなくなってくる。すると、ちょっとしたすれ違いや意見の違いに過剰にストレスを感じるようになる。


そして、そういう人に限っていつも誰かとつるんでいないと不安で仕方がない。でも、集団で力を発揮できる人というのは、嫌われる勇気を持っている人。要は、一人でいることのできる人。結局、一人でいられない人は、職場でも自分の立場を作ることが出来ない。

 

さらには、ポジティブな「いいね」評価をすぐにもらうことで安心する環境。自分自身の内面の価値を探求せず、周囲の評価に一喜一憂。こういう人は、仕事の中で自己に対するちょっとしたネガティブなフィードバックに耐えられない。果たしてその人は、心に大きな孤独を抱え、仕事も全く上手くいかないという悪循環に陥ってしまうのです。こういう人、若い男性にめちゃくちゃ多いです。


やっぱり、生身の人との付き合いこそが自分を磨くし変えていけるのだよね。