Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

未来のことは未来の自分に任せよう

32歳にして胃癌で早世されたニュースキャスター黒木奈々さんの著書タイトル。言葉に尽くせない絶望と苦しみを経た方ならではの言葉です。


世の中には、自分ではどうしようもできない大きな問題が突如として降りかかってくる事があります。なぜ自分なのか、とか考えてもその問題からは決して目を背けることができない。そんな時思わず、過去に遡ったり、今を否定する『もし?』という言葉が頭に渦巻きます。


でも、考えても何も変わらない。前に進むことも、問題がよもや無くなるということも。今できることをとにかく冷静に行い、後は天命に託し未来の自分が引き受けるしかなかったりするのです。


6月に頭の中がホワイトアウトしてしまうようなアクシデントがありました。この問題は、今に至るまで引きずったものであり、教訓のために落ち着いたら文章化しようと思うのですが。この問題に直面したとき、どう対応するか糸口も見つからず、最初は夜も寝付けませんでした。頼れる人は、誰もいませんでしたから。


自分を見失わないように、そして今できる限りの対処を行う。途中経過では相当の深傷も覚悟しました。そして、週末はしっかり走り、夜はぐっすり眠れるようになりました。


紆余曲折あり結果としては、かなりの軽傷で切り抜けられた。当座の冷静な対処も良かったのですが、結果としてはある人たちの知恵と寛大な心に助けられた。そして、改めて『未来のことは未来の自分に任せよう』という言葉を嚙みしめています。今ここにいる自分が一番大切なのですから。