Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

旧型輸入車のメリット

そろそろダメになる頃だろうとは思っていたけど、愛車のスピードメーターがダウンした。前々から、エラーメッセージの文字表示などがまともに出なくなっていたので、いずれ駄目になるだろうとは思っていたのだけど。


朝にエアバッグの不具合を示すランプが灯り、うちに速度、回転数、ガソリン残量を示す針が全く動かなくなった。ゼロ表示になったまま動かないのである。時間が経つと、動き出したりするのだが、これでは走行に重大な支障をきたす。それにしても、ボルボは電気系がヤワだよね。


こうしたこともあろうと思い、スピードメーターはオークションですでに購入しておいた。廃車の部品取りのもので、2000円。ただし、ボルボスピードメーターは、そのまま付け替えても作動しないようになっており、ディーラーでソフトのインストールをする必要がある。こいつもやっておいた。

 

僕がいつも愛用している、元ボルボカニックが営業している整備工場に持っていき、10分程度で交換をしてもらった。交換料金は、2700円。新品のスピードメーターを購入し、交換を正規ディーラーで頼めば、8万程度はするので今回も安上がりに修理完了。故障の原因は、基盤がダメになったためらしい。しかしなあ、こんなトラブルは日本車だったらでないでしょ。


ウィンカースイッチ、ハンドル、リアウィンカーユニット・・部品取りのパーツで対応した不具合。トラブルは多いものの、古い外車だからメンテにお金がかかると思いきや、10年超落ちともなると、部品取りパーツが豊富に手に入るので、思いの外コストを掛けずに修理ができたりするわけです。これも、オークションなどの二次流通市場が発達してくれたおかげだよなあ。


村上春樹騎士団長殺しの主人公の友人、天田政彦の車は、旧型で真四角で実直頑強な「ボルボ・ワゴン」。恐らく、初期型のV70なのだと思われます。そして、「トナカイの死体を運ぶには便利そう」なこの車を彼が敢えて乗る理由は、カセットテープで音楽を聴くことができるからだそう。


僕の車のコンポーネントデッキにも、カセットは付いていますが全く使っていませんね。BluetoothFMトランスミッター飛ばしでiPhoneで音楽を専ら聴くので、CDすらも使いません。しかし、このデッキもそのうち壊れてしまうんだろうなあ・・やれやれ。