Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

Lucky Man a memoir of 2017

恵みに満ちた1年だった。


心の何処かで制約を感じつつも、信頼をおいてもらったクライアントとの関係性から新たな道に踏み出せない状況は、思いもよらぬ形でブレークされ、全く新しい可能性に満ちた世界に身をおくことになった。

 

ポーカーゲームで言えば、時間かけてようやく揃ったストレートフラッシュ。勝負に出ようとした矢先に、カードは没収。時間のない中、新しいテーブルに着かざるをえない。ワンチャンスで配られたカードをみたら、ロイヤルストレートフラッシュだった・・そんな感じ。多分、全ての手札を捨てなかったら、絶対に来なかったであろう。


今なら言える。もし、理想の環境というものを挙げるのであれば、今のところ。


~瞬きができなかった 君みたいな人を探してた
壊れていたTVが急に直ったみたいな気分
「お前の理想ってどんな人?」
友達に聞かれたその答えが
今ならきっといえるよ正に
あんな感じだよねって~  (槇原敬之 瞬きの間の永遠)

 

どうしても踏み出せない、確かめることができない勇気は、思いもよらないアクシデントによって手に入れることになったりする。

 

4回目に巡ってきた干支は、同じ干支の同級生たちと旧交を温めなおす節目の年にもなった。茨城の学校に通っていたのに、近いところにいる同級生たち。久しぶりに出会うと、価値観が似ているし、一方で異なる世界に生きているがゆえに、新鮮な刺激が多い。大学以降、いかに専門分化した環境に身をおいていたのか・・と。

 

師走には久しぶりに病院お世話にもなった。嵐のように痛みは過ぎ去り、医師にも何の問題もない・・と言われ思い出すのは、かつて瀕死の縁から生還した時にある人に言われた一言。


『何の後遺症もなく、病気から直ったということは、神様に生かされている存在であるということを気づかせるためなのよ』


この1年の意味はもう少しするとよりハッキリすることになるだろうけど、原点を見つめリスタートする年だったのかもしれない。