Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

自律と有限性

人は、現状が永続するという認識の元では、行動をなかなか変えようとしない。有限性を認識した時、行動を変えていく。旅の時間が、日常より充実したものに感じられるのは、未知の空間に自分を置くことだけではなく、旅の終わりを意識してアンテナが高くなり…

自律と戒律

モルモン教は、末日聖徒イエス・キリスト教が正式名称。その創始者やソルトレークシティに本拠を構えた歴史の経緯は、村上春樹さんが訳しているマイケル・ギルモアの「心臓を貫かれて」を見るとよく分かる。当初は、一夫多妻制を採っていた事や戒律を破って…

サードプレイスのコミュニケーション

お酒を飲むと性格が変わるか…というとそんな事はなく、変わるのは外向性だけだそうだ。その意味で酒の力を借りて饒舌になれるご利益は、行動特性的に内向タイプということになる。内向タイプは、しらふの時にはコミュニケーションのタガがはまっている。お酒…

職場の孤独

急速かつ複雑な技術進歩は、職務の高度な専門分化を必然的に生み出す。また、利益率を上げるため効率化を推し進めていくと、マネジメントに特化する人材は置けなくなってくる。これによって起きる問題は、自分の仕事を理解する、見てくれている存在が、現場…

勉強の罪

勉強は、江戸時代までは ①無理をする ②値下げをする という意味だったが、明治から勤勉、学問にはげむという意味に転じた。生まれた身分にかかわらず、身を律して学問を究めれば立身出世が可能になるのだという考えを反映したものだった。(日経 12/8)学問…

情報ギャップの認知

カーネギーメロン大学のジョージ・ローウェンスタイン教授によれば、人間の好奇心や情報への探究心が生まれるためには、『情報ギャップ』を感じることが不可欠だそうです。つまり、探求心がまずあって情報の収集に向かうのではなく、「情報が欠けている」と…

美意識と成長

人目を気にしなくなり、相手への配慮が行えなくなること。それは老化における顕著な問題の一つ。・誰彼かまわず、自分の話したい同じ話を延々とする ・相手を観察して状況を想像することができない(そもそも関心がない) ・人の話を真摯に聞けない(言葉の裏の…

ゼミの授業のように

部活よりもバイトよりも大学の授業が好きだった。考え抜いて選んだ専攻領域。多くは好奇心をそそるものだった。キャンパスも好きだった。授業があってもなくても大学には毎日行っていたように思う。数ある授業でも僕が好きだったのは、ゼミ形式の授業だった…

私のタラント

習慣的に体を動かしていると、フットワークが軽くなり階段も一段抜きで軽く駆け上がれる。声も習慣的に出していると、音域が広がり高い音階に軽く届くようになる。どちらもとても気分がいいものである。歌い始めて10年が経ち独唱ローテ以外でも、神父様の代…

夏は来ない

条件が先に立って好きになる相手を選ぶというのは、相手を好きとかいう以前に、理性的な観点で我が身を第一に考えている状態。そこに愛はないと思うわけです。そうした人において、いい相手がいないそれを打開したいというのは、あまりにご都合主義です。相…

持久力を上げる食べ物

火、木曜に会社のそばに車でデリバリ販売に来るタイ料理屋さん。僕はタイ料理が好きで味もいいので、オフィス移転以降常連になっています。脚を怪我していたときも含め、短い時間ですが日常含めた会話をマスターのおじさんといつもするのです。そんな折、こ…

天才は創造性 秀才は再現性 凡人は共感性

天才は秀才に興味がない 秀才は天才に妬みと憧れ凡人は天才を理解できず排そする 天才は凡人から理解されたい凡人は秀才を天才と勘違いしている 秀才は凡人を心の中で見下している (天才を殺す凡人 北野唯我) 納得のフレームです。凡人は、創造性がないか…

勝つよりも楽しむこと

『Enjoy!』アメリカのレストランでは、サーブされた後に決まってこう声をかけられる。Enjoy…初めて向こうを訪れて耳にしたときはなんかとっても新鮮だった。レストランだけじゃない。何でも楽しんじゃおうぜ!ってのがアメリカンスタイル。昔から性に合わな…

本を編む

10年前、僕は職場の同僚3人と本を書いていました。テーマは現場のマネジメント。プレジデントの編集者とコンセプトを詰め、半年くらいの時間をかけて執筆に取り組みました。紆余曲折ありながらも本は無事に世に出ることになりました。残念ながら大して売れな…

依存症と孤独

世の中には様々な依存症がある。アルコール、ニコチン、ドラッグ、カフェイン、果てはギャンブル、ゲーム、恋愛、セックスなど・・ アルコールにしてもドラッグにしても、常習性があるとはいえハマる人はハマるし、ハマらない人はハマらない。 依存症になっ…

就活を振り返るインタビュー

娘の大学の授業で就職活動を振り返るインタビュを受けた。最初はどんなことを考えていたのか、最終的にコンサルティング業界を選んだ理由…面接で聞かれたことなど。面接での印象深い質問と答え。Q1.あなたは自分のことをどんな人間だと思っているか?A.僕は…

優秀さの欠点

優秀さとはほど遠い人生を歩んできました。中学、高校と成績は下降一直線。浪人をして文系にコンバートし、自分の行きたい大学に入りました。大学では成績は悪くはありませんでしたが、優を並べた学生というわけでもありません。興味があるものは優をとる一…

男の子でいられる条件

村上春樹さんが以前、『男の子でいられる条件』というのを列挙していた。なるほどなあと思い、意識しているのだけど、この条件はどれもシビアなものだ。①月に一回 「床屋」にいく ②日常的にスニーカーを履く ③1万円以下の時計を着ける ④いちいち言い訳をし…

向田さんの審美眼

どのブランドだから、誰がつくったものだから、誰かがお奨めだと言ったから…自分の目で見て、自分としての最上、お気に入りというものを選べる、そうしたものに囲まれている生活ができるのが格好がいい。でもそれは、本当に自分の感性に敏感に素直に生きてい…

有事の天使

もうかれこれ5年前のこと。17時53分名古屋発東京行き新幹線。指定席に座ろうと車内に入ると通路奥に人溜まりがある。自席のそばまで来て見遣ると、中年男性が痙攣を起こしながら3人席の前で卒倒している。倒れる際に頭も切ったらしく、みるみる床に血だまり…

スーツの季節

最近はクールビズとかビジネスカジュアルが許容される環境になったこと、気温が高い時期が多いこと、自転車を多用していること、とにかく暑がりだということから、上下のスーツをパシッと着る時間というのが減ったなあと思うわけです。だいたい5月から10月は…

サーキットラリーではなく、サファリラリー

僕はコンサルティングプロジェクトは、冒険ツアーのパーティーだと考えている。この言葉にはいくつかの意味が込められている。・未知の領域を探索する中で発見があること ・未踏の領域は先人が歩いた地図がないから試行錯誤で時に辛い時も多くあること ・辛…

手のひらのバーチャル

久しぶりに訪れた代官山蔦谷二階のレンタル音楽コーナー。これもサブスクリプションが拡大してきた証左ゆえと言えるわけですが。音楽レンタルコーナーは、久しぶりに行ったら大幅な縮小をしていたわけです。いつもは違うフロアばかりにいたので全く気がつか…

ノーブランドで勝負する

組織においては序列というのがあります。実力、実績を上げてプロモーションされていく。コンサルティングファームでいえば、マネジャーというのが一つのメルクマール。コンサルタントとして一人前という一つの証左です。20代の新卒でITコンサルティングファ…

七五三の答唱

日曜ミサ答唱詩編ローテーション。だいたい、2ヶ月おきくらいに回ってくるのですが、僕の当番の時には子供関係のイベントであることが多く。今日は、七五三のお祝いでした。普段は日曜学校の子供たちと大人のミサは時間が異なるのですが、今日みたいな特別な…

座敷に呼ばれてナンボ

コンサルタントは芸者だから、座敷に呼ばれてナンボな訳です。本人がいくら能力があると思っていても、PMから見て使いづらい、顧客先に出せないとなればお呼びがかからない。その結果は、スタッフにおいては課金可能な稼働率として一目瞭然なわけです。マネ…

料理をする力

堀場製作所の堀場社長は、日経新聞電子版コラムで日本女性の素晴らしさとして「料理をする力」を挙げていた。イタリアン、フレンチ、中華料理、日本料理。日本の女性は、多様な料理を手際よく当たり前のように作る力を持っている。中国に行けば中国料理のみ…

女心と秋の空

男が怒る場合、そこにはおおむね「こうこうこうだから怒る」という筋道がある。女の人は、多くの場合そうではなく、普段は特に目くじら立てることでないことも、それが怒る時期になっていれば怒るし、それもかなり真剣に怒る。そのような時には防御を固め、…

設計は思考、運用は感情

失敗が多い人事制度。その原因の多くは評価制度を中心とした運用にある。評価のメリハリが付けられないため、年功者の既得権が維持される。若手の優秀者が集団に埋もれる。制度改革の理由は何時だって大して変わらない。・報酬の適正配分 ・戦略実現に必要な…

裁くより愛せる人に

「あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量(はか)る秤で量(はか)り与えられる」 マタイによる福音書 第7章 他者の欠点や問題ほど良く見えるものはありません。これを指摘したり、裁くなら同じように自身も裁かれるわけです。人間という存在は、…