Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

若ければ良いの?

『女性は若ければいいって考えている感じ…やだなあ…』


娘は、フレンチダイニングで夜にアルバイトをしているのだが、酔って絡んでくる男どもからそう感じるらしい。


「恋人はいるの?」(興味あってももっとマシな言い方あるだろ)

「こいつ奥さんと別れたらしくて、どうかな」(お断りだ)

『私、未成年だから…ちょっと…』「いやーこいつ中学生くらいまで大丈夫だから」(きしょいわ、お前)


なぁんてやり取りが在るらしい。あまりひどいと店長さんが介入してくれるそうな。


女子大生、高生だったら良いって思ってる馬鹿なやつがいるから、ランキングとかするんだよな。まじ、女性を侮辱してるわ。


だいたい、恋人がいるか…だなんて聞くか。相手を大事に思っていたら、そんなコミュニケーションないわ。そういう人の気持ちに鈍感な輩は、キャバクラでも行っていればいいんだ。しつこいならボディブローにアッパーカットだ。


なんて会話を娘と二人で行った映画の帰りにしていたのでした。

お前バカだなあ

『おまえ、バカだなぁ』

と文字で書くと相手を揶揄しているかのごとく映るかもしれませんが、リクルートで言われるところの『おまえ、バカだなぁ』というのはトーンも踏まえてほめ言葉として遣われることが多かった台詞。


常識に囚われないで思い切った行動をするな・・凄いな、愛せるやつやな・・という感嘆や賞賛の意味合いが含まれています。最初にこの言葉を言われたのはもう15年以上も前のことですが、何ともいえない嬉しさを覚えたものでした。


見たくれを気にしたり、小難しいことを言ってみたり、そういうまやかしをRの人たちは嫌います。見かけがちょっと格好悪くてもいい、誰の心にも刺さる言葉で、恥や外聞を気にせず思い切ったトライをする。そこに対して賞賛を惜しまない。


本当の賢さというものは、頭がいいけど他人の目を気にせずバカをやれるところにあるのだ。頭の良い体を装うなんて愚かしいこと。本気でのぶつかり合いをする。これがこの会社のパワーの源なのだ。そう思ったものです。ただし、これは自分に自信のある人だからこそ出来ることなのです。頭のいい人は、バカだと言われても気にしません。バカだと言われたくないのは、本当に馬鹿な人なのです。

コンサルティング会社には、頭が良いと自覚している人が入ってきます。まあ、良いですよ。自信を持っているのはね。でも、格好が悪いのに格好をつける。知らないのに知ったかぶりをする。出来ないのに人に教えを請おうとしない。バカになれない、ただの愚か者がいたりします。彼らの共通点は、自分に自信がないということなんです。だから、一生懸命に虚勢を張る。周りはみんな分かっているのにね・・


『おまえバカだなぁ』って言われるのが、本当は最高なんですよ。

命短し・・

恋愛というとごちゃ混ぜでよく分からなくなるのですが、恋はエゴであり、愛は自己犠牲、利他と分解することができます。

恋の気持ち100%というのは、とにかく自分の欲望のままに相手をモノにしたいと思う感情で、下手をするとストーカーになってしまいます。結婚は、圧倒的に利他であり自己犠牲ですが、恋の爆発的な力がなければこぎ着けることは不可能でしょう。

恋の気持ちは、フィジカルなパワーと連動するので、若ければ恋の気持ちの方が優勢するし、恋をすると肉体が若々しくなるというのは事実なのだと思います。ですから、恋をしていない人はどんどん老け込んでいく。

「命短し恋せよ乙女」とはよく言ったもの。

ストーカーはまずいかなとも思うのですが、一度しかない人生。気持ちの成就に関係なく、傷ついてもいいから人を思いきり好きになることって一番大切なことじゃないかと。

人には役割というモノがあり、恋よりも愛を求められるようになり、また恋をすることは様々な意味で難しくなります。それはそれで大切なことだと思うのですが、自分が今生きてるって実感させてくれるのは、恋をすること。

学生時代に不治の病に冒されたときには、一番後悔したのが恋人がいなかったことだったりするのです。そんなこともあり、まだまだ魅力的な人においては、自分を変に規定せずに恋をしないともったいないよ・・と思うのです。


昨日、トランジション(転機)について開示しあうというのをしたのですが。僕は、浪人で文系に転校し、好きだった子よりもいい大学にいくために、一年間親以外の誰とも口を利かないで過ごし、経営学部を選んで今の仕事に続く・・という事を話したのですが。女性から見ると、摩訶不思議な行動に写るようで、M嬢は「私、男の子育ててみようかな・・」なんて言ってました。確かにこういう恋のエゴドライブが人生の転機と連動するというのは、男子ならではかもしれませんね。

Past Decade 10年で手にしたもの

地方での提案やクライアントがいることもあり、オフィスに一日いる機会というのがなかなか持てなかったりする昨今。オフィスにほぼ一日いる機会があると、いろいろな意味でいいなと思うのです。


まず、オフィスに向かう往復で自転車に乗れること。朝の凛とした冷気の中を自転車で走り抜けるってやっぱり格別な時間です。これは何にも代え難い快感だったりするのです。

そして、気の置けない同僚たちと顔を合わせて会話がたくさんできること。僕はこの仕事が好きなので、同じようにこの仕事が好きな仲間とこのテーマに関する会話をすることはもちろん、ランチ時にはプライベートのこととかいろいろお話するのが本当に楽しい。


今日は、僕の親愛なるM嬢、K嬢とそれぞれのトランジションについて開示しあう、というワークを踏まえてランチをしました。これはまた実に有意義な一時でした。こういう素敵な仲間がいる環境というのは、そうそうはありません。前職の時は、ランチも独りで行くことが圧倒的に多かったのです。気を遣う会話を価値観が必ずしも合わない人とする位なら、独りの方が断然にいい。でも、ここに来たら誰かと一緒に食事をすることが多くなりました。


そんなですから長期休暇の終わりや日曜になってくると、どうやら嬉しそうな様子をしているようです。まあ、僕は月曜日が憂鬱だとか、金曜日が待ち遠しいなんて思ったことは社会人になってこの方一度もありませんけどね・・


一方で思うのです。どうやってこの環境を守り、発展させていくことができるのか。コンサルティングというのは、事業会社とは異なり売り上げを維持していくのがとても難しい。プロジェクトが取れなければ、気の合う仲間とはいえども共に働いていくことはできない。もっといえば、組織が引き裂かれてしまうことだってある。そのことは、リーマン後のPwCで肌身を持って経験したことです。同じことを繰り返さない。このメンバーと共にいかに旅を長く続けられるのか。あれから10年。自分も様々な立場を経験しました。そして新たな立場になったのですよね。

日曜黄昏時の憂鬱

日曜17時から放送されているTOKYO FMNISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGEは、10年以上続く長寿プログラムの一つ。

 

僕と同世代の主人公を中心に展開される日常、恋愛ストーリー、Around40,50世代にはツボにくる80、90年代のヒットソングという組み合わせが絶妙で、車中やスマートフォンアプリで毎回楽しみに聞いていたわけです。

 

ですが、最近は全然聞かなくなりました。と言うのも、キャスティングやプログラムの立て付けが大幅に変わり、魅力が大幅にダウンしたからです。正直言って、相当にツマラナイ。

 

同じように感じている人はかなり多いようで、ネットには不満の声が多数上げられています。日曜日の夕刻は、福山雅治、安部礼司、平原綾香のゴールデントリオだったとこが、福山雅治がスポンサー絡みで消え、安部礼司も勝手に自滅…

 

なんとかして欲しいものです。このままですと、土曜日の同時間の人気番組だったSuturday WaitingBar AVANTIと同じく打ち切りだよな。

 

個人的には、声フェチなので様々な声優さんの声が聞けるプログラムって好きなのです。主人公の阿部礼治役の声優さんって、結構イケメン…姫川皐月役の声優さんも声とイメージピッタリ…

 

TVは好きじゃないんで、ホントたのんますわ…

小林高鹿(安部 礼司・あべれいじ) : 【声優】あ、安部礼司 キャストまとめ【顔写真】 - NAVER まとめ

トリセツ

活動休止の西野カナさん。紅白が休止前最後のステージでした。


そこでも歌った代表曲「トリセツ」。いわゆるトリセツはあっても読む人ではありませんが。しばらく使ってみると、「ここに書いてある一つ一つがその通り!」と思うわけです。似ている世界観の『部屋とYシャツと私』より好きです。


巷には、なんて面倒なんだという声が渦巻いてるし、実際にそうなのですが。そういう存在なのです。頭で理解できるもんじゃないんです。感じて受け止めるのがいいのです。とはいえ、何年たってもうまく扱えません。違ったボタンを押して…


それを踏まえるとコンサルティングで働いている女子は、感情が先走らずできてる人多いわ…と常々思いますね。

 


~トリセツ 西野カナ


このたびは、こんな私を選んでくれて

どうもありがとう

ご使用の前にこの取扱説明書をよく読んで

ずっと正しく優しく扱ってね

1点ものにつき返品交換は受け付けません

ご了承ください

急に不機嫌になることがあります

わけを聞いても

答えないくせにほっとくと怒ります

いつもごめんね

でも、そんな時は

懲りずにとことん付き合ってあげましょう

定期的に褒めると長持ちします

爪がきれいとか

小さな変化にも気づいてあげましょう

ちゃんと見ていて

でも、太ったとかよけいなことは

気づかなくていいからね

もしも、少し古くなってきて

目移りするときは

二人が初めて出会った

あの日を思い出してね

これからもどうぞよろしくね

こんな私だけど笑って許してね

ずっと大切にしてね永久保証の私だから

意外と一輪の花にも

キュンとします

何でもない日の

ちょっとしたプレゼントが効果的です

センスは大事

でも、短くても下手でも手紙が

1番嬉しいものよ

もしも、涙に濡れてしまったら

優しく拭きとって

ぎゅっと、強く抱きしめて

あなたにしか治せないから

これからもどうぞよろしくね

こんな私だけど笑ってうなずいて

ずっと、大切にしてね

永久保証の私だから

たまには旅行にもつれてって

記念日にはおしゃれなディナーを

がらじゃないとりわずかっこ良く

エスコートして

広い心と深い愛で

全部受け止めて

これからもどうぞよろしくね

こんな私だけど笑って許してね

ずっと、大切にしてね

永久保証の私だから

癒しの失恋ソング

仲宗根泉さんが出演した「マツコの知らない世界」は、失恋ソングの世界。


仲宗根泉さんは、「366日」の作詞・作曲をされた方。彼女が経験した様々な失恋を癒やしてくれた名ソングが紹介されていきます。

 


岡本真夜 Alone

中島みゆき 化粧、タクシードライバー

槇原敬之 SPY、ズル休み


仲宗根泉さんは、様々な失恋を経験したそう。中島みゆきさんは、二股をかけられて振られたときに癒やしてくれた曲。槇原敬之さんは、作詞作曲をしていくきっかけとなった存在なのだそうです。


槇原敬之さんの歌に癒やされる、分かるわぁ…

今でも現在進行形でよく聴くし、脆くなった気持ちを抱えていたときの状況がフラッシュバックします。


時代を超え多くの人を癒やしてくれる失恋ソングをかける人は、おおよそモテモテの人じゃない。366日なんてあんな胸を締め付けるような歌は、計算ではなく本気で相手を好きになれるし、かつその想いも成就しない経験を持った人だからこそ書けるのでしょう。


僕が好きなのは


槇原敬之「NG」

中島みゆき「空と君のあいだに」


ですかね。


失恋は山ほどしたなあ。でも、人の気持ちは分かるようになる。俺はモテたんだなんて、そんな人は理想の大人になるための条件を満たせてないことが多いと思うのです。「弱いものの立場がわかる」「人の痛みが分かる」大人…にね。